展示案内EXHIBITION
みどころ・展示構成
第1章
松本博覧会前史―博覧会との出会い―
松本博覧会を主導した人々は、ロンドンや東京で開催された博覧会を意識し、松本でも海外に並ぶ博覧会を目指しました。
松本博覧会に大きな影響を与えた、万国博覧会などについて取り上げます。
第2章
松本博覧会―博覧会の姿と松本の文明開化―
松本博覧会は、松本の人々に文明開化の到来を高らかに告げました。松本博覧会の開催内容や出品物を明らかにし、さらに、博覧会を主導した”市川量造”と松本の開化事業を紹介し、博覧会を担った人々の思いに迫ります。
第3章
変わる展示会―開化から勧業へー
明治10年(1877)内国勧業博覧会の開催により、博覧会は地域の開化を目的としたものから、国内の産業振興を目的とする勧業博覧会へと変化していきました。
ここでは、松本博覧会後の動向についてみていきます。
第4章
EXPO MATSUMOTO―松本発のものたち―
松本博覧会には、古器旧物だけでなく県内産の特産品も集められ、地域の特性や魅力を発信する機能もありました。
ここでは、明治の博覧会をもとに今の松本を知る博覧会を開催します。松本をフィールドに生産活動を行う企業や作家の出展品を展示し、松本で生み出される特徴のある製品やものづくりを紹介します。