松本市立博物館

展示案内EXHIBITION

展示案内

■会 期

2024(令和6)年10月5日(土)~12月8日(日)

 

■閉室日

毎週火曜日

 

■会 場

松本市立博物館  2階 特別展示室

 

■開館時間

9:00 ~ 17:00(最終入室は16:30まで)

 

■観覧料

特別展単独券  

大人:1,000円 (800円)  大学生・市内在住の70歳以上の方:600円(400円)

 

常設展セット券 

大人:1,200円 (1,000円)  大学生・市内在住の70歳以上の方:800円(600円)

※いずれも高校生以下 無料

※( )内は団体20名以上の料金

 

■音声ガイド(公式ホームページ

ナビゲーターは白石麻衣さん!

 

乃木坂46の卒業後は女優、ファッションモデルとして活躍し、料理に慣れ親しみ、和食も好きな白石さんが、音声ガイドナビゲーターに初挑戦!本展の監修者による展示解説や、和食クイズなどを交えながら、「和食」の世界を楽しくご案内します。

 

・貸出料金はお一人様600円(税込)
※お支払いは現金のみとなりますので予めご了承くださいませ。
※音声ガイドの収録時間は約35分です。

 

音声ガイドをお借りいただくと、松本市立博物館のミュージアムショップでお使いいただける割り引き券をお渡しいたします。音声ガイドで展覧会をより深くお楽しみいただき、お得に限定グッズなどのお買い物を当館ミュージアムショップでお楽しみください!
※音声ガイドをお借りいただいた際にお渡しする領収書が割り引き券となります。紛失時の再発行はいたしかねます。

 

■展覧会概要

 本展は、2023年10月に国立科学博物館でスタートし、松本が4番目の開催地となる全国巡回展です。

食文化を含めた「和食」は、日本の自然やそこに住む人々の知恵・歴史を背景に成立しました。

南北に長く、地域ごとに多様な環境を持つ日本では、各地域の食文化も非常にバラエティ豊かです。

加えて、和食は外来の食文化を柔軟に受け入れつつ、独自に発展させることで成立しており、

今なお変化を続けています。

 「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されて10年。日本列島の自然が育んだ多様な食材や、

人々の知恵や工夫、歴史的変遷など、身近なようで意外と知らない和食の魅力に迫ります。

 

第1章 「和食」とは?

人類は、生きることに欠かせない三大栄養素(糖質・タンパク質・脂質)を、植物性と動物性の食材を

組み合わせて摂取してきました。

その組み合わせは、土地固有の自然環境や文化によって様々です。

ここでは、植物性と動物性の食材の組み合わせを「食のパッケージ」と呼び、日本の食の特色を、

世界の「食のパッケージ」との比較から概観します。

 

第2章 列島が育む食材

 南北に長く多様な環境を含む日本列島は、世界有数の生物多様性を持っています。

和食の特徴の一つである多様な食材は、このような生物の多様性によってもたらされています。

本章では、様々な標本とともに、列島の自然と食とのかかわりを見ていきます。

また、微生物の働きを巧みに利用して作り出された発酵の技術や和食に欠くことができない

出汁についても紹介します。

 

バカマツタケのレプリカ(国立科学博物館蔵)

 

第3章 和食の成り立ち

 日本列島に人々が暮らすようになって以来、人々は自然環境や社会環境に影響を受けながら、

日本ならではの食文化を形成してきました。

本章では、和食のルーツといえる縄文時代から、食を取り巻く環境とスタイルが急激に変化した

戦後の食卓まで、和食の変容を見ていきます。

 

江戸時代の花見弁当(北区飛鳥山博物館蔵)

※東京会場の展示の様子

 

第4章 わたしの和食

皆さんにとって、ラーメンは「和食」でしょうか。カレーやナポリタンはどうでしょう。

一口に「和食」と言っても、地域や世代によって思い描く和食はさまざまで、一概にまとめることは

とても困難です。この章では、来館者の皆さんの「忘れられない和食」を教えていただきます。

 

第5章 和食のこれから

 気象や災害、疫病、戦争、それに資源・エネルギー問題など、自然や社会の影響を受けながら、

和食はこれからどのように変化していくのでしょうか。

本章では、和食を取り巻く現代の動きに関する展示を通じて、和食の未来を思い描きます。

 

 

■特別展関連イベント

 

講演会1 「ヤマの和食、サトの和食―塩とタンパク質をどのように入手したのか―」

講 師:佐藤洋一郎氏(ふじのくに地球環境史ミュージアム 館長/本展監修者)

日 時:10月5日(土) 午後1時30分~午後3時30分→ 午前 10時30分 ~ 正午

会 場:松本市立博物館 講堂

定 員:80名

料 金:無料

申込み:LoGo フォーム(下記 URL)よりお申込みください。

https://logoform.jp/form/N7tm/669506

※申込み多数の場合は抽選となります。

 

講演会2 「信州、松本の食の知を知り、味わう」

講 師:中澤弥子氏(長野県立大学健康発達学部 教授)

日 時:10月6日(日) 午後1時30分~午後3時30分

会 場:松本市立博物館 講堂

定 員:80名

料 金:無料

申込み:LoGo フォーム(下記 URL)よりお申込みください。

https://logoform.jp/form/N7tm/669549

※申込み多数の場合は抽選となります。

 

ギャラリートーク「信州と松本平の伝統野菜について」

講 師:松島憲一氏(信州大学農学部 教授)

日 時:10月27日(日) 午後1時30分~午後3時

会 場:松本市立博物館 2階 特別展示室

料 金:本展観覧料

申込み:不要

 

親子でおやき作り体験

日 時:11月16日(土) 午後1時30分~午後3時30分

会 場:大手公民館 調理室(松本市大手3-8-1)

料 金:1人500円

対 象:小学生以上のお子さんと保護者

定 員:先着5組

持ち物:エプロン、三角巾、マスク、ナフキン、タッパー、飲み物

申込み:電話で松本市立博物館へ(☎0263-32-0133)   

※ 10月21日(月)午前9時より受付開始

 

 

 

■お問い合わせ

松本市立博物館

TEL 0263-32-0133

FAX 0263-32-8974